善光寺御開帳の回向柱は、今どこに。

5月末で終了した善光寺御開帳で、本堂の境内に立っていた『回向(えこう)柱』も去る6月30日に、役目を終えて、本堂前からは消えました。

でも実は、今でも回向柱に触れることができるんですよ。
それも今回の御開帳の柱だけでなく、50年以上前の御開帳分まで。

本堂前で抜かれた回向柱は、同じ敷地内のすぐ近くの「回向柱歴代納所」に移動し、過去の9本の回向柱とともに見ることも触れることもできます。

数え年で7年に一回ということは、今の暦では6年に一回ですので、計10本の柱は6年毎に並んでいます。今、一番古いのは、1961年(昭和36年)の回向柱。54年前です。

時代をさかのぼるごとに柱は短くなり、1961年の柱は、高さ30cmほど。これは、柱が「土に還る」ということで、御開帳ごとに一か所ずつ移動させる際に腐食した部分を切り取り、短かくしていくのだとか。

昨日、旅館組合の方たちと御開帳で戸倉上山田温泉もにぎわったことの「御礼参り」をしてきた際に上記の納所の写真を撮ってきました。

この古い回向柱のことは、ご存じない方がとても多いのですが、これから善光寺にお越しの際は、ぜひ触れてみてくださいね。

右斜め上が、1961年の御開帳の回向柱

右斜め上が、1961年の御開帳の回向柱

50年以上前からの歴代の回向柱
50年以上前からの歴代の回向柱